たぐしゅう部ろぐ

ヒキコモリストの日常

マスクは感染対策じゃなくて❝思いやり❞

マスクについて改めて考察してみた。マスクは❝思いやり❞だったんですね


マスクの飛沫感染に対する有効性は様々な研究や実験で認められていますが、エアロゾル感染に対する有効性は低い。

 

しかも一般的な人々のようにとてもゆるく装着している場合、隙間からウイルスは拡散して空間に漂うことになり、とてもじゃないが感染抑制なんか出来ていないはずなんです(マスクの繊維自体もウイルスは透過してしまうし…)。

 

だから換気が重要って言われるし、密にならないようにって言われる訳ですから。つまりマスクはかなり特殊な状況下で正しく使った場合のみちょっとは効果があるかもね?っていう程度にもの。

 

どんな状況下でも感染を防ぐスペシャルアイテムじゃ無いわけです。しかもマスクは自分を防護する為のものじゃない。あくまで人にうつさない為のもの。

 

このように考えたら、出かける際にずっとマスクをしていなければならない理由はどこにあるんだろう?って思うんです。

 

データを見れば分かることですが今起こっている感染のほとんどは家庭内か学校や職場となっています。しかも家庭内が70%以上になります。

 

これは家族の誰かが外から持ち込んでいる訳で、マスクをしていればちょっとは感染機会を減らす効果はあるかも知れないが、これはデータも無いし本当のことは分からない。一つ言えるのは、これだけみんながマスクしてても感染は止まらない。

 

日本人っていうのは他人をおもんばかる習慣があるから、周りの人に不安を与えないようにって思ってマスクをするのは分かる。お年寄りもいるし免疫力が低下している人もひょっとしたら近くにいるかもしれない。

 

でも現実を見たらマスクをしてても感染はしてるし、マスクして無くてもリスクを回避して行動してる人はきっと自分自身も感染してないし人にもうつして無い筈なんです(運もあるとは思うが)。もっと言うなら免疫力の高い人はウイルスに暴露しても発症しない。

 

これだけ大勢の人がマスクしてるのに感染者が全国で20万人にもなるってことは、マスクの効果ってそんなものなんです。ウイルスってそんなに簡単に防げるものじゃないんです(分かりきったことだが)。

 

だからもっと考えなきゃならないことがあるはずなんです。のべつまくなしにマスクしていれば良いってものじゃない。そう思いませんか?でも人によって認識が違う現状ではそこら辺をどう考えたらいいでしょうか?

 

エチケットとして周りの人に安心してもらう為にマスクをする。この心は大事にしたい。でも自分自身がシンドイ人は外してOKだと思う。あくまでエチケットなので、ウイルスはそんなものは理解していない筈なので(笑)。

 

公共の場所で案内業務をしてる方も言い方を変えた方がいいかも知れない。「当施設ではエチケットとしてマスクの着用を推奨してます。他のお客様の安心にもなりますのでどうか賛同いただければと思います」

 

同じように聞こえるけど意味は全然違う。「推奨してることに賛同する」ことと「自分がマスクをすること」はイコールにはならない。つまりこの言い方ならマスクを強要はしてない。しかも感染対策とは言い切って無い。「❝気持ち❞ですよ」ってこと。

 

論理的に考えたらこれが正解かと思う。だってマスクが感染対策としてそんなに効果がある訳じゃないのは分かっているので。

 

[追記]

この記事を投稿した後でマスクについての記事を検索したら「岩室紳也さんっていう医師の方が❝マスクが感染を助長している可能性❞について主張してる」っていう記事がありました。この記事は説得力がありました。今さらマスクが有用だと考えてる人の方が珍しいかも知れないとも思う。みんな本当は「マスクなんて意味ないんじゃないかな?付けてても不潔なだけだしなぁ?」っていうのが本音なんじゃないかな?って思う。