先日の記事で腸活の話をしましたが、こういった事柄を気にするようになったのは本当に最近です。
ただ自分はランナーだし、過去に脳梗塞を患ったこともあり普段の食事とか栄養には気を使う方ではあった。
しかしその知識はいい加減なもので、食生活自体も専門的な視点で見たらどうだったかな?と思う。
だからこれからは正しい知識に乗っ取って正しい腸活をしなきゃって思う。こういうニーズって世間的にも多いんじゃないかな。
この「新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる」はそんな悩みを持った人には願ったり叶ったりの本です。
この種の本はいろいろ出てますが「新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる」はビジュアル的に分かりやすくて取っ掛かりにするにはもってこい。腸活ってどんなことなのかな?って人には手に取ってもらいたい本です。
心とカラダのあらゆる問題が「腸」に通じる!っていうような、内容も分かりやすく簡単に読み進めることが出来る。
医学的な事も図とイラストを使って分かりやすく丁寧に解説しているので興味も湧くし頭に入りやすい。
それでいて一つ一つの内容は重要なことばかり。自分はこの「新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる」を読むまで知らなかったことがいっぱいありました。
「腸には一日に処理できる限界ってものがある」こんなこと自分は考えたことが無かったんで「言われてみればそうだよね」って納得。
また腸って脳、心臓、肺、その他様々な臓器と情報交換してるんですが、まだ分かってないこともたくさんある不思議な臓器です。
腸って凄いよね!って驚くとともに労わってあげなきゃ!って思いました。生きる上で重要な仕事をしてくれている腸だから「もっと大事にしなきゃ」。
「腸内環境は60歳で急激に衰える」っていう話があるんですが、統計的に見ると20代も腸内環境すごく悪いんです。「やっぱり若いうちって気にしないもんな?」って思うと同時に「若いうちは復元力があるから平気なんだろうな?」とも思いました。
また腸内フローラについては「自分なりに勉強したいなぁ」って思う。悪玉菌と善玉菌と日和見菌、いろんな奴がいてそれぞれがどのように相関してるのか?
腸内環境ってそんなに簡単に変化するものじゃなくて、人間一人一人性格が違うように人によって腸内環境も異なっている。だから時間をかけていい状態を自分で育てていく必要がある。
免疫細胞の6割が腸にあるそうだが、これが意味することって大変なこと。確かにカラダに取り込む物を消化するのが役目だから不思議な話ではないが、これらの免疫細胞がちゃんと働いてくれなかったらどうなることか?
乳がんや子宮頸がんの原因が腸内環境に由来するっていう話も「深いなぁ」って思う。誰にでも可能性はあるし多くの女性に知ってもらいたい。
また肝臓がん、大腸がん、胃潰瘍、肥満、うつ病や自閉症、リーキーガット症候群など健康上のリスクを上げていけばきりがない。腸がいかに重要か、食を考えることがいかに大事かが分かります。
大豆イソフラボンを分解する酵素って無い人もいるってびっくりです。人種によってとかじゃなくて人によって違う。だから体に良いからって食べてても効果を人それぞれ。まあ、この種の話って多いけどね。
だからこそ「自分自身を知らなきゃ」って思う。今まで無頓着になんでも食べてきたが、もうちょっと分かった上で美味しく食べたい。
リーキーガット症候群とか小麦のグルテンの問題なども人によって程度の差がある。だから今は大丈夫でも蓄積すると後で痛い目に合うのかも知れないし、見きわめる為にも自分自身の考え方を変えたい。
またイライラしたり集中力が無くなったり精神的なものって腸の状態(食べる物)によると思うので、気分任せじゃなくて状態を考えて食事をしなきゃって思います。
この本は腸を健康に保つ為の食品とかレシピも紹介してくれてます。よく言われるような発酵食品、水溶性食物繊維、オリゴ糖、オメガ3系脂肪酸などが効果的に取れる食品。これらを使ったレシピの数々と献立の立て方。
腹7分目で長生き遺伝子が活性化する話、便秘や下痢などの対策や漢方、腸に悪い生活習慣と幸せホルモンのセロトニンが増える習慣も教えてくれてます。
自分は睡眠を軽視する傾向があるので(今も深夜にこれ投稿してるし)腸の為にも気をつけようって思いました。食事も大切だけど睡眠もおろそかに出来ない。これまでの人生無理ばかりして来たから、これからはもっと違う生き方したいな?
でもとりあえずこの「新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる」を読んで腸が「凄いやつ」なのが身に染みて分かりました。
これをキッカケに自分も変わりたいと思います。腸活についてちゃんと考えるようにします。よくアスリートが「食べてモノがカラダを作っている」って話をするけど、このようなことを考えても腸って大事。ずっと走り続けるためにも!
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