たぐしゅう部ろぐ

ヒキコモリストの日常

ガイアの法則Ⅱ 日本人は洗脳支配をいかにしたら越えられるのか [1]

地球も意識体である。そして文明の盛衰もこの地球の脈動の結果?

この前の投稿の中でちょっとこの「ガイアの法則」に触れたが、実はその時点では読んだことが無かった。読んで無いのに知ったかぶりしてるのも嫌なので、読んでみた。

 

本当は一冊目から読みたかったがちょっと端折ることにした。いきなり「ガイアの法則Ⅱ」から読むことにした。ちょっと無謀にも思えたが、時間が無いのでしょうがない。

 

そして読み始めて後悔した。やっぱり一冊目から読めば良かったかな?そう思ったが、内容はすんなり入ってきた。

 

何故この「ガイアの法則Ⅱ」から読もうと思ったかと言うともう一つ理由があって、それはサブタイトルに引き寄せられたからでもある。

 

「日本人は洗脳支配をいかにしたら越えられるのか」サブタイトルはこんなものでした。自分が最近、日々思っている命題と同じようなこの言葉が目に入ったので「これだ!」と思ったのだ。

 

そしてこの本がコロナ禍の中で著されたものだというのもポイントだった。つまり一冊目の「ガイアの法則」よりきっと現在の自分として共感できる内容なのでは?と思ったのだ。

 

そしてこの本の命題である「日本列島135度ライン」とはどんなものなのか?日本人がこれからの歴史の担い手たる証左はどんなものなのか?

 

そんな思いで読み始めてみると二つの点でびっくりしました。一つには最近自分が考えている事と一致する内容があまりに多い事。そして二つ目は❝目から鱗❞の内容もかなり多いこと。そして考えさせられることもとても多かった。

 

ガイアのバイオリズムって何?地球上に生じる陰陽リズムのうち、1万2888年ごとに巡る二元性・直線・分離性優位・父なる周期から一元性・円・統合性優位・母なる周期への2つの波の転換期とは?

 

もう一つびっくりしたのはこの本の内容が著者と❝シュメール神官❞との会話の形で進んで行くことだった。

 

これも自分が最近知って考えていたことと被ってくる。どういうことかと言うと古代日本とシュメールの類似性のこと。これは何を意味するのか。

 

私の初歩的疑問に答えるように扉ページをめくったところには次のような説明があった。日本列島の中心が新周期の脈動点となることは、日本という国が世界の中心になるという意味では無いと。

 

この節目に人類は今までにない調和を実現しなきゃならない。日本人は過去の文明と同じ過ちは犯せないとある。自分は「ガイアの法則」がそんな下世話な話だとは思ってなかったが、一瞬心を透かされた気がした。

 

宇宙の運行がこれから日本人が数百年に渡って新たな人類史に重要な役割を果たすであろうことを示している。どういうこと?スピンリズムって何?

 

シュメール文明発祥の地は当時最も重要な天文的リズムのポイントだったという。これは今の日本がそうであるのと同じことで、偶然ここからスタートした訳じゃないと言う。

 

そして両者には法則性もある。方や東経45度、一方は135度。地球の中心点で90度を形成する。

 

シュメールの神官は更に説明する。地球というのは一個の自立的空間意識体なんだという。スピンとは宇宙に対する唯一の絶対なる運動と関係の成立であり、宇宙全体との相対関係の成立は、閉じた小宇宙の発生原理を意味する。この自立スピン原理が「聖なる働き」であり物質生成の働きなのだ。

 

空間自体がエネルギー(意識)であり空間スピンはその部分的脈動なのだ。そしてスピンは物質の成立であり固有意識の成立なのだ。これらからシュメールでは円を宇宙の象徴としたのだ。

 

生命の最初の形が球形の受精卵であるように、生命は円のシンボリズムを根底にもち、それを原点に、より機能的な形態性を実現する。

 

人間の意識の進化は、結局のところ地球自身の意識の進化の一部なのだ。つまり人間意識の進化は地球意識が今までにない新しい表現構造を掌握しようとするものなのだ。

 

そして日本人が地球の手足となり進化を遂げようとするなら、必ずや地球の核意識に見えない糸でつながる必要がある。

 

だがしかし、この周期的脈動点に位置した時、それを自らの繁栄だと勘違いすることは自らの為にならない。この地球の命のリズムは地球全体の為のもの。だから周期が過ぎれば無に帰し、繁栄の分だけ衰退することになる。

 

自然界は存在の中に必ず優位性を与え、それを最も適切な時に反転させる。これが創造の原理なのだ。脈動点には大きな創造のエネルギーが生じるが、この必要性を持ったエネルギーは地球上すべての存在の為にある。日本人はこれを自覚して純粋に役割を果たさなきゃならない。

 

日本人は太平洋戦争の体験、そして権力者の植え付ける選民思想の恐ろしさを学んだ。そして今は民族規模の自己否定観念をかかえ、地球が与えようとしている自身の役割を見失っている。

 

だがこの日本列島に脈動点が生じようとしている事実は、日本人の潜在力から自ずと現れる自らの役割が、今後の人類全体にとって重要な意味を持つものだと教えている。

 

シュメールの神官の言によると、地球は命の大地であり、そのリズムは大地の脈動、そして自然界や人間社会は、この脈動に先行され、一定のズレを保ちながら命のリズムを表す。

 

1995年に東経135度で起きた大地の脈動こそ阪神淡路大震災だ。これはシュメール文明誕生の地エリドゥから90度、すなわち聖なるリズムの1/4スピンの位置である。

 

このスピンの周期は6444年だという。つまりシュメール文明発祥からそれだけ経ったということだ。

 

また一つの波は1611年という巨大なスケールなのだが、この1/16の約100年というスケールが転換期なのだ。そして転換点の前後100年が現象が強く表れる期間になる。

 

そしてスピンには東回りと西回りの陰陽のリズムがある。これらはお互いに優位性を交代しながら創造性をもたらす。つまり著しい発展の時と停滞の時を繰り返す。

 

また社会現象としては72年リズムに乗り、18年ごとのタイミングで訪れやすい。計算すると1995年から90年前(18×5)は1905年で日露戦争当時だ。そしてここから太平洋戦争敗戦までの流れは同じ現象として捉えられる。

 

だがここで戦争という破壊と喪失体験になった理由は地球(宇宙)との共鳴が出来てなかったことによるのだという。ここでは人間が自由意志により行動した結果、不調和となったと理解できるのだという。

 

ここから学べることはなんだろうか?それは地球という意識体が常に脈動する躍動体だということだ。そして人間はこれに共鳴し自らも躍動しなければならない。これは祈ることや感謝するという習慣、つまりゆだねの世界観を持つということ。

 

日本人は近代文明を受容することで何万年も続けて来た大地との繋がりを失った。これは地球に対する畏敬でありコミュニケーションだ。

 

日本人は文明に犯されたが今でも太古の宇宙万物への認識を潜在的には持っている。この特殊性が可能性なのだ。

 

カゴメカゴメの歌に見られるような象徴は聖なるリズムやこの構造のようなものを伝承するためのものだ。

 

今までの1万2888年間は長期の二元性のサイクルで男性的な拡大繁栄の期間。そしてその頂点で今リズムは反転し(後ろの正面)新文明が誕生する「夜明けの晩」なのだ。

 

現実世界においては節目というのは古きものの喪失が目につき、人間は悪いことのように捉えがちだが、こうした不安を払拭すれば同時に夜明けだと気付く。

 

この瞬間に苦悩に生きるのか明るい希望に満たされるのかの分かれ道があるのだ。この宇宙のリズムを知っていること、陰陽が逆転する瞬間を認知することが求められるのだ。つまり人間が考えるような不安は宇宙には無いのだ。だから恐れずこのリズムに共鳴することが大切なのだ。

 

1/16、1/12、1/4スピンなど聖なるリズムによる節目には現象界を超える高次な領域に接触しやすくもなる。だから広大なスピリットを持つ少数の人々がアクセスしその情報によって人々を促し新しい時代を創造して来たのだ。

                                   (続く)

 

私の説明が分かり難いので、合わせてこちらの動画を紹介しておきます。とても端的に解説してくれてます!

是非是非!

www.youtube.